その 左手は 僕のもの

ヒュのくせに生意気だじょ!
チンコとお手手がうまくいかなかった〜しょぼ〜ん。
実に強欲だ。強欲だ。
手に入れられないものなどないと思ってやがる。
ところで、この前変な夢を見た。
目が覚めて改めてその内容を反芻してみると、あ、私気持悪いなって思った。
覚えているところから話しますと、
私は脱サラした27〜8歳の男でした。
結構なイケメンで、芸能事務所に入りたてでした。
入りたてでまだどの路線でいくのか決まっていなかったらしく、
とりあえず「若手芸人」としてバライティー番組に出ることになりました。
その番組のメインパーソナリティーは26歳くらいのピンの人気若手芸人。
もう自分の番組を持っているというすごさ。
態度もでかい。
しかし、しかし、顔がまんま銀魂の銀さん。声は違う。
あ、このひと、どっかで見たことあるなあなんてのんきに突っ立っていると、
何とおおぎりみたく、このシュチュエーションで決まった動きをした後、何か一言面白いことをいっていくというテレビ初心者の私ことイケメン「若手芸人」には難題が待ち受けていた。
そのシュチュエーションと行動もおかしくて、
司会(彼の独壇場)の銀さん似の人気芸人の前に立ち、彼のシャツをまくり腹や胸をまさぐって一言・・というもの。
(え、え、え、どどどどどどうしよう!どうしたらいいんだろう!)
と隅っこでひとりテンパっている最中、共演者の若手芸人が次々と笑いを取り、
観客席のお客さんを笑わせていた。
芸人のボケに銀さん似の司会が絶妙なツッコミをくりだし、会場は大盛り上がり。
女芸人もそれに挑戦し、いろいろな共演者から目に見えたセクハラをされていた。
乳首をサスペンダーで隠すだけで乳を丸出しにさせられたりしているのをみて、
私は完全にドン引いていた。
(こ、こんなことが放送されていいんだ・・・ひ、ひどい・・あの子、泣いているじゃないか・・)
しかし会場は大爆笑。私はさらに混乱。
そしてとうとう私の番になった。
(どどどどどどうしようもう何もわからない!ああああライトでくらくらする!)
とりあえず銀さん似の司会者(もう面倒なので以下G男)が早くしろと睨むので彼の前に立つ。
まず、ええと、この人の、服をまくって・・・と、ものすごい真剣な顔で、
しかもゆっくり手を動かしていたため、胸をまさぐられるG男が怪訝そうな顔でこちらを見ている。
もう、頭がパーンてなった。
「好きだ」
気がついたらぽろっと口から出ていた。
顔はものすっごい真剣。
つまり、スーパーイケメンタイム。
瞬間、G男の顔が赤く染まった。
あれ?
なんかおかしいなと思った途端、客席から黄色い歓声。
それにびっくりして彼の胸にあった手をぱっと離す。
G男はしばし固まったご様子で、いつものような軽快なツッコミを繰り出さない。
どうしていいかわからなくておろおろしていると、
何とかしなくてはと慌てた共演者の若手芸人たちがこぞって私にツッコム。
「お前なんやねんそれ!引くわ!」
などなどいわれてほにゃっと笑いなんとかその場を回避・・・しようかと思ったら、
G男に腕をつかまれ顔を近づけられ一言。
「お前・・メアド教え・・いや、後で俺の楽屋に来い」
私はびっくりして情けなく「へ・・は・はい」と返事。
その後、その収録は何事も無かったかのように終了。
撤収の際、事務所の先輩芸人に「メシ行こうや」と誘われるも、
G男に呼び出されたと言うと、怒られること前提で先輩がねぎらうような顔で送り出した。
私・・いや、もうこの時点で私は彼の中から抜け出し第三者視点でことの展開を見始めました。
故に彼をA介とします。
A介はすっかり怒られるんだと思ってびくびくしながらG男の楽屋に行く。
ノックをして中に入ると、若干緊張している様子のG男が鏡の前の回転椅子に座って待っていた。
G男はちらりとA介を見て、目が合うと慌てて目線をそらし、
どうしたもんかと立っているA介に自分の向かいの椅子に座るように言った。
A介はおどおどしながら座る。
「あ、あの・・・」
「あーー、お前、あれだな、テレビ何回目?」
「ええと、バライティーは初めてです。ドラマのエキストラは2回ほどやりました」
「ふーん・・・いろいろ、戸惑ったりしてんだろ?今日とか、ひどかったからな」
「あ、はい・・・ごめんなさい」
「べ、べつにいいけど・・・あれだ。この世界のこと、教えてやっから、ちょっとお前、メアドと電話番号教えろよ」
「え、あ、あの」
「いやなのかよ」
「いえ、あの、ありがとうございます!俺、本当に全然わからなくて・・あ、はい、これ、携帯です!」
「ああ・・・いや、携帯丸ごと渡されても・・・赤外線送信とかは?」
「はあ・・・どうなんでしょう。よくわからないです。それ、できるんですかね?」
「お、お前の携帯だろー、まったく。ちょっと待ってろ」
G男がカチャカチャとA介の携帯をいじりだす。
A介それをぼーっと見ている。
「・・・そんでさあ、お前、彼女とかいんの?」
「へ?ああ、いません」
「へ、へ〜・・お前、もてそうなのにな」
「もてないですよ、ぜんぜん。・・・・・あれ、顔が赤いですけど、あの、大丈夫ですか?」
「だ、大丈夫だよ!ちょっ、え?!待て!さわんな!」
「えっ、あ、ごめんなさい」
こういうなんかもう恥ずかしい感じのがずっと続く。
この後G男の家にいったりすごい仲良くなったりして、
A介がドラマの共演者にセクハラされたときなんてすんごい顔してその大物俳優を睨んだりして、
それをG男のマネージャーにたしなめられたりする。
マネージャー(男)は全部知っている。
2人の関係に呆れている。
「ちょっと、あからさまですよ。他の共演者に見られたら事なんでその怖い顔引っ込めてください」
「うっせーな・・あ!またあいつA介に触りやがった!あいつちょっと芸暦長いからって調子に乗りやがって・・って、A介もなにへらへら笑ってんだ!可愛いんだよバカ!あいつほんと、わかってねえよ。ケツ触られたりすんのこの業界の挨拶だとか思ってんだぜきっと!」
「そう仕込んだのはあんたでしょうが」
G男は始め、スーパーイケメンタイムのA介にリードされることを妄想して(抱かれる妄想)乙女チックにどきどきしていたが、
A介があまりにも天然でピュアなので(いつのまにかそんな天使キャラに・・・)可愛くて可愛くてたまらなくなって自分で襲って突っ込んだ。
しょっぱなからチンコ突っ込もうとしたのだけどA介があまりにも泣くから指だけで我慢した。
ゆくゆくはリバ。
完全なリバ。突っ込んだり突っ込まれたり。だけどいつもG男から。
もう、やめとけ・・・・どん引かれてるおとが聞こえる。
しょうがないだろ!見たんだから!
(しかし後半の方は神視点だったため己の都合のいいように操作した)
もう常に脳みそがそういう感じだからだと思う。
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